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犬のしつけトレーニングを行う際に気にして欲しい8つのポイント

犬のしつけトレーニングを行う際に気にして欲しいポイント

容易に手に入る犬のしつけ方法

世の中には、数多くの犬のしつけ方法がネット上や書籍などで紹介されています。比較的容易に手に入る犬のしつけ方法ですね。大まかに見ると、どれも間違いではない方法だと思います。おそらく過去に実績があり、また今でも成果をだしている方法だと思うからです。しかし、それらの紹介されている犬のしつけ方法が、「あの犬」にも「この犬」にも「どの犬」にも合ったものか、と言われるとそうではないと思います。100頭の犬がいれば100通りのしつけ方があるとも言われているのですから。

得るは易し、行うは難し。

だからこそ、その道の専門家・ドッグトレーナーが必要と言えます。(^^)

参考記事:自分で愛犬をしつける。でも、犬のしつけの仕方は123万通り!?

お家で愛犬のトレーニングをする時に気にして欲しいポイント

ドッグトレーナーなどのプロにアドバイスをもらい、ある程度形のあるトレーニング方法が出来たとしても、トレーニングの基礎となるポイントは常に考えて実践しないことには、効果的なしつけトレーニングは出来ません。今回はそのポイントをご紹介致します。

  1. 自信(威厳)を持って行うこと
  2. 半歩づつ進むつもりで行うこと
  3. メリハリを付けて行うこと
  4. すぐに褒めて、すぐに叱ること
  5. 散歩前、ご飯前に行うこと
  6. 一貫性を持って行うこと
  7. 集中力が切れる前に終わること
  8. トレーニングは成功体験で終わること

1,自信(威厳)を持って行うこと

犬の感受性は強いです。特に飼い主さんの行動や表情は常に観察しており、それに伴う感情を敏感に感じ取っています。それ故に、飼い主さんが自信なく、そして不安な気持ちを持ちながら愛犬に対してトレーニングを行っていると、愛犬も不安になり集中力を無くすことに繋がります。”集中力を無くす”とはつまり、「その場にいたくない」「言う事聞きたくないから聞かない」「あのおもちゃで遊びたい」などを行動で表すことになります。

ドッグトレーナーの言うことは聞くのに、私の言うことは聞かない。。。なんてときは、飼い主さんの不安な気持ちを感じ取っているからかもしれません。自信がある人の言うことを聞いていれば確実にご褒美が貰える安心感。でもそうでない場合は、ご褒美が貰えるのかどうか不安、そして何か居心地が悪くその場にはいたくない、と感じるのではないでしょうか。

自信を持ってトレーニングを行うことは、愛犬に安心感をもたらします。

2,半歩づつ進むつもりで行うこと

問題行動は早く無くしたい!それは当然思うことです。しかし、行動パターンというのは、そう簡単に変わるものではありません。

参考記事:ガンッと一発で直る犬のしつけ方法?

 

犬のしつけトレーニングとは時間がかかるもの。それを常に意識する必要があります。愛犬は少しづつ少しづつ変わっていく。半歩づつ進んでいく。三歩進んで二歩下がる。そういうものだという気持ちで取り組む事で自分自身のイライラを軽減し、愛情を持ってトレーニングを続ける事が出来るのではないでしょうか。

3,メリハリをつけて行うこと

ドッグトレーニングとは言うものの、犬にとってみればそれは遊びの延長かもしれません。ある特定の行動を行うとご褒美が貰える。そんなゲームの様な感覚で飼い主さんと共に楽しんでトレーニングをして貰えれば、集中力は高くなり、効果的なトレーニングが可能となります。

飼い主さん側もそう言ったゲーム感覚でしつけトレーニングを行ってもらっても良いのですが、メリハリをつけることを忘れてはいけません。つまり、

指示を出す時や叱る時は毅然とした態度・言葉で行い、褒める時は笑顔で優しく褒める。

これを忘れないようにしましょう。

叱る時に、「もう~だめでしょ~」なんて叱っているのか喜んでいるのか解らない言い方は、犬にとってみれば褒められていると勘違いしてもおかしくありません。逆に、褒めていいタイミングで怒鳴りながら褒める人はいないですよね?そんなことしたら犬は混乱します。

例えジャレながら笑顔で遊んでいたとしても、その後に指示を出すのであれば、真顔で毅然とした態度で指示を出す。そのギャップは傍から見ると変ですが、犬にとって見ればとても分かりやすい行動として映るので、指示に従い易くなります。

飼い主さんのメリハリのある表情・声のトーン・態度は、犬のしつけトレーニングを効果的に実施出来る重要なポイントです。

参考記事:効果的なドッグトレーニング「強化」と「弱化」② ー ご褒美(強化子) ー

4,すぐに褒めて、すぐに叱ること

犬は、褒められると嬉しいと感じますし、叱られるとアッ叱られた!と理解します。ただし!その物事が起こってすぐに「褒める」「叱る」を行わないと、犬はなぜ褒められているのか、なぜ叱られているのか解らないと言われています。つまり、忘れるんです。

では『すぐ』ってどのくらい?と言うことですが、2秒以内です。2秒以内に褒める、もしくは叱るを行う必要があります。ですので、褒める時も叱る時も、その瞬間を見ていないといけないと言うことですね。

「褒める」「叱る」のタイミングが適切でない例です。

例1)帰宅したら玄関に、いつしたのか分からない排泄物がある。。。またこんなところにしてー!!と愛犬を呼び、「またこんな所でしてー!!だめでしょ!」と怒っても、愛犬からすると「???」何に怒っているの?飼い主さんの所に走り寄った事に怒っているの?

例2)配達員が来た。愛犬が吠えた。吠えている時には聞こえないふりをして、配達員が帰った後に、「さっきは何であんなに吠えたの!うるさいでしょ!」と怒っても、愛犬からすると「???」なんで急に怒り出すの?

例3)排泄をトイレでした。その時は褒めなかったがおもちゃで遊んでいる時に、「さっきはちゃんとトイレ出来たね~」とご褒美をあげた。愛犬からすると、おもちゃで遊ぶとご褒美が貰えるんだ!と理解する。

褒める時も叱る時も、事が起こったらすぐに行いましょう!

5,散歩前、ご飯前に行うこと

ご褒美として食べ物を使うのであれば、トレーニングはやはりご飯前がいいです。お腹いっぱいになった状態で、どれだけ食べ物に対して欲を見せると思いますか?あまり見せないのではないでしょうか。ご褒美としての食べ物に興味がわかないのであれば、ご褒美がご褒美として成り立ちません。

さらに、お散歩に行った後のトレーニングは効果的でしょうか。私達人間も、疲れている時に色々と指示されることはあまり気持ちが良いものではありませんよね。

散歩前、ご飯前に行う方が、断然効果的な犬のしつけトレーニングが出来ます。

6,一貫性を持って行うこと

「オスワリ!」と言って愛犬がとった行動はフセ。あ~オスワリじゃないけど、フセたからいいか。で、ご褒美をあげる。(もちろん、オスワリをしてもあげる)

「オイデ」と言って愛犬がとった行動は、自分の側まで来て(目の前ではなく)座る。あ~ココまで来れたからいいか。で、ご褒美をあげる。(もちろん、目の前に来た時もあげる。)

お母さんは一貫性を持って、正しい行動を取ったときだけご褒美をあげるが、お父さんはほぼ出来ているから「まっいいんじゃない」のような状態でもご褒美をあげる。

何がいけないのかと言うと、このような事を続けていると、結局何が正しいのか、どうやったらご褒美が貰えるのか、ということについて愛犬は理解出来ないままです。ご褒美を貰えるタイミングに一貫性がないので、どれが正解かわからないんですね。

家庭内のルールを決めたら、家族はそのルールを守る。(例えば、ソファの上には乗せない!と決めたら誰も乗せないこと)ご褒美は、犬が正しい行動をした時だけ与える。など、飼い主さんは一貫性を持った行動をとるようにしましょう。

7,集中力が切れる前に終ること

一般的に、小型犬より大型犬のほうが比較的長い持間集中していられると言われています。また、トレーニングが好きな子やご褒美に目がない子は、比較的長い時間集中していられます。しかし、ダラダラと長い時間行っても効率的ではありません。

愛犬が少し余力を持った状態でトレーニングを終えるほうが次への意欲となりますので、目安としては15分~30分間ぐらいのトレーニング時間が良いと思います。

集中力が切れるとご褒美等には見向きもしなくなりますし、周りの音や動きに目移りするようになります。そして指示には従わなくなります。出来ればその傾向が見える前にトレーニングを終了させるのが良いのですが、ついつい飼い主さんが熱くなって頑張ってしまうことがあります。よく愛犬を観察しながらトレーニングを行いましょう。

8,成功体験で終わること

「今日は後一回練習して終わろう!」と思った時、最後は成功して終わりたい、と思いませんか?犬であっても、最後は飼い主さんに褒められて、ご褒美を貰って終わったほうが気持ちが良いと思います。

フセの練習をしていたとします。でもどうしてもフセが出来ない。これでは成功体験で終了出来ない。どうしよう。。。(;_;)そういう時は、今愛犬が出来ることを指示します。オスワリが出来るのであればそれを指示してあげる。そして、オスワリを成功させて今日は終了~とします。

飼い主さんも愛犬も、気持ちよくトレーニングを終了出来ますね。

最後に

犬のしつけトレーニングの方法は数多くあり迷うこともありますが、今回ご紹介した8つのポイントは、どんなトレーニング方法を使うにしても必要な事となります。迷うことはありません。

ぜひ頭の隅に置いておき、より効率的・効果的な犬のしつけトレーニングを行っていきましょう。