基本ドッグトレーニングを行う理由

ドッグトレーニング

 

基本ドッグトレーニングを行う理由

指示に従う時と従わない時

「基本動作の指示を受け、その指示をしっかりと守ることが出来る」のは、指示を出すものと犬との関係がしっかりと出来ている証拠です。関係がきちんと出来ていれば、飼い主がストレスを溜めるような問題行動は、それほどひどく出ることはないでしょう。逆に、指示者の指示に従わないのは、その指示の意味を理解していないか、または理解した上で無視しているか、のどちらかです。

意味を知らなければトレーニングで教えてあげます。最初はジェスチャーと声で、ある特定の指示を理解出来るようにトレーニングします。最終的には声での指示で犬をコントロール出来るようにしますが、ジャスチャーだけでコントロールすることも可能です。

一方、指示の意味を理解した上でその指示に従わないのは、指示者の指示を無視しているという事です。飼い主と犬の立場が逆転している時(つまりは犬がリーダー)や、犬との信頼関係がまだ出来ていない人(例えば一度も会ったこともない人)からの指示を受けた時などは、指示に従わないことが多いです。

想像してください。。。

  • 群れのリーダー(犬)
  • 群れ(飼い主とその家族)

(犬視点で)
今まで私は群れを守ってきている。吠えて訪問者を追い払うのは重要な仕事だ。散歩の時はガンガン行く!私が行きたい所に行く!当然だ。リーダーは私だから。

しかし、今までなかったのに、ある日突然群れの一人が私に指示を出してきた。

「吠えないで!」
「引っ張らないで!」

急に何だよ?!なんであいつに指示されなきゃならんのだ!?リーダーは私だぞ!

(あくまで想像です。)

基本ドッグトレーニングとは

基本ドッグトレーニングとは、

『犬が嬉しいと思うご褒美を与えることで、ある特定の行動を強化し、犬は進んでその特定の行動を行うようになる』

という【正の強化】に特化したトレーニングです。(主に当店では、「コイ(オイデ)」「マテ」「スワレ」「フセ」「ツイテ」を行います。)

 

ですので、例え逆転の関係になっていたとしても、嬉しいと思うご褒美がありますので、比較的進んでトレーニングを行います。

「リーダーは私だけど、ご褒美はうれしいぞ!」
「これやればご褒美くれるんだろ?」

あくまで想像ですが、最初はこんな感じにトレーニングしていきます。トレーニングを続けていくと、飼い主からのご褒美(食べ物や撫でるなど)に対する欲求が高まります。「言うこときくからもっと褒めて~」という状態です。そして最終的には犬にこう思ってもらいます。

”飼い主さんの言うことをきくのが楽しい!だって褒めてもらえるんだから!”

そうなった時、リーダーはあなたです。

まとめ

基本ドッグトレーニングは、指示を出す人と出される犬との間の関係を築く事ができます。また、逆転している関係性を修復することも可能です。直したい問題行動をピンポイントで直すことに時間を費やすよりも、基本動作のトレーニングを少し時間をかけて行うほうが、結果的には飼い主と犬とのより良い関係を築く一番の近道ではないかと考えます。