ビアデッド・コリー(Bearded Collie)

ビアデッド・コリー(Bearded Collie)

【基本情報】

別名:なし
原産国(地):イギリス(スコットランド地方)
起源:19世紀
初期の役割:牧畜犬
体高:51~56cm
体重:20~25kg
体毛:ダブルコート(柔らかい下毛、少し硬めの上毛)

【歴史】

ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ

1514年に、ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ二頭がポーランドの貿易商によってスコットランドに持ち込まれ、そこにいた土着犬のコリーと交配した結果生まれたのがビアデッド・コリーと言われています。ただ、スコットランドの北と南でその土着犬の姿に差があり、当時は二血統に分かれていました。その後、異種交配と言う形でその二血統が掛け合わされ、今現在見るビアデッド・コリーの姿になります。

疲れ知らずの牧羊犬として、荒れた土地・厳しい気候環境の中働いており、その世界では不動の人気を誇っていましたが、1897年にスコットランドで開催された牧羊犬ショーで公の場に出て以降、ショードッグとしても人気がでます。

第一次世界大戦中は作業犬としての価値が高くなり、戦時下中でも繁殖はされていましたが、その後の第2次世界大戦が始まると、繁殖の管理を行っていた「ビアデッド・コリークラブ」は解散を余儀なくされ、結果としてビアデッド・コリーの生存数は絶滅寸前まで激減します。

しかし、ある間違いと偶然がその生命を繋ぎます。

ある日、イギリス・ミドルセックス州にいたオリーブ・ウィルソン夫人が、シェットランド・シープドッグを作業用犬として注文したにも関わらず、間違ってビアデッド・コリー(ジェニー:ジーニーとも言われている)が届いてしまいます。しかし婦人はその犬が成犬になるまでビアデッド・コリーと気付かず一緒に生活していましたが、ある日気付きます。しかしすでにその犬種に惚れ込んでしまっていた婦人は、手放す事やクレームを言うつもりはありませんでした。後にその犬種が絶滅寸前だと知り繁殖させることを試みようとしますが、その相手が中々みつかりませんでした。

1944年、どういった経緯かは定かではないのですが、イギリス南部の農家で雄のビアデッド・コリー(ベイリー:バリーとも言われている)が見つかり繁殖に成功します。

いま現存するビアデッド・コリーの殆どが、このジェニーとベイリーの子孫と言われています。

【性格】

性格は陽気で、大変活発で遊び好きです。1歳未満の月齢時は、大人でも持て余すほど活発な子もいます。知らない人にも優しく接しますが、飼い主に見せる態度と違って、落ち着いた態度を見せることがあります。

頭が良く、きちんとしたしつけトレーニングを行えば、飼い主に従順な優しく愛嬌のある家族になります。

【その他】

毎日の運動は欠かせません。それもかなりの量が必要です。「1日2回1時間程度の散歩+ドッグランで走らせる」ぐらいの運動量は考えておいたほうが良いでしょう。

長毛の為、定期的なブラッシングは必要です。

【動画】

この人混みの中で凄い集中力ですね。常に飼い主の顔を見ています。