ペットホテルは犬にとって快適か?

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ペットホテルは犬にとって快適か?

わんちゃんと旅行

わんちゃんと一緒に旅行する方も多くおられると思いますが、大抵の場合は車で一緒に、というパターンが多いと思います。飛行機でも一緒に行けますが、それを「一緒」と言えるのかは見る人によって変わります。犬は貨物室で乗せられ運ばれながら、同じ飛行機で「一緒に」行けるのが今の現実です。また、犬種によっては飛行機に載せる事はできません。

短頭犬種のお預かり

毎年6月1日~9月30日の夏季期間中、「短頭犬種」はお預かりを中止しています。

上記期間は、他の犬種と比較して高温に弱く、熱中症や呼吸困難を引き起こすおそれのある「短頭犬種」のお預かりを中止させていただいております。上記期間以外でも、気温が高い日のお預けには十分にご留意ください。

お預かりを中止している短頭種犬

ブルドッグ(ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ)、ボクサー、シーズー、テリア(ボストン・テリア、ブル・テリア)、スパニエル(キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル)、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ

ANA ペットをお連れのお客様 [国内線]より

フレンチ・ブルドッグおよびブルドッグお預かり中止に関するお知らせ

  • 一般的に犬は、暗さや温度・湿度・気圧の変化、音・揺れ・匂いなどの影響を受けやすいと考えられております。
    特にフレンチ・ブルドッグおよびブルドッグは、いままでお預かりした状況から航空機における輸送環境の影響をより受けやすいと判断し、ペットを安全に輸送する観点から、2007年7月20日(金)より国内線・国際線全便にてお預かりを中止させていただきます。

JAL ペットとお出かけサービスより

昔ほど大変ではなくなったと言われる方もおられますが、わんちゃんが人と一緒にチェックインして「○○楽しみだねー」なんて会話は飛行機に乗ってからは出来ません。なにはともあれ、ワンちゃんと一緒に旅行というのは(特に遠出)は難しい、大変なんですね。

ペットホテルの快適さ

そんな時によく利用されるのはペットホテルです。私が子供の時は、自分の家のわんちゃんは隣の家の人に任せてでかけていましたが、今はペットホテル。お金はもちろんかかりますが、ご飯もあげてくれるし、散歩も行ってくれる。排泄の処理も行ってくれる。ドッグランがあれば、そこで遊ばせてもくれる。薬が必要なわんちゃんには薬を投薬してくれる(投薬が必要なわんちゃんは、受け付けていないペットホテルもあります)。また、何か良くない事が起こっても、比較的早く対応可能です。

さらには、カメラが店内に設置してあるホテルもあり、ご希望の方には店内の様子がスマホで見れる。加えて、わんちゃんの部屋にも個別にカメラが有り、それこそ24時間いつでも様子が見れる。

さらにさらに、ブラッシングサービス、トリミングサービスもあるところにはあります。人間が使用するホテルに付いている美容室とまったく同じですね。

ま~なんて快適なんでしょう!と思いますが、、、ちょっと待って!人から見れば快適そうですが、わんちゃんから見るとどうなんでしょう?

快適

わんちゃんは本当に「快適だあ」と思っているのか?

そう思っているわんちゃんもいるでしょう。でも、牙をむき出して吠えている。何かが怖くてブルブル震えている。クレートに入りたがらない(嫌い)。特定の音が苦手(掃除機や他の犬の吠え声など)。他の犬が怖い。知らない場所が怖い。飼い主依存症(分離不安)などのわんちゃんにとっては快適なはずがありません。その場所やホテルスタッフに慣れれば、ある程度快適と感じてくれるかもしれませんが、慣れないわんちゃんにとってはただの辛い時間でしかないかもしれません。実際はどうなのか、正直わかりません。

トレーニングで少しでもストレス軽減を

でも、そんなわんちゃんであっても、少しでも快適にホテル生活を過ごせるように、飼い主さんがサポートしてあげることはできます。例えば、クレートに慣れておくトレーニングをすることで、クレートの中で過ごすことが快適で安心だと理解させる。他の犬・人を怖がらないようにするために、社会化期にしっかりと社会化トレーニングをしておく。長期で預けるときは一度ペットホテルを見学をし、短期で預けてみる。(極端に体調などを壊さないか様子を見る)などなど。手間とお金がかかって大変ですが、わんちゃんの為に出来ることは小さいなりにも色々とあります。

ドッグシッターサービスは?

一方ドッグシッターサービスはどうでしょう?利点は、愛犬が一番落ち着けるであろう自宅で寝食が行えることです。他の犬や人が苦手な子は、自宅にいることが一番良いかもしれません。ただし、留守番中、ケアをしてくれる人が誰か?によります。顔見知りの人がお世話をしてくれるのであれば、結構安心して快くお家に迎えてくれると思いますが、1回程度しか会ったことがない人がケアに来ても、、、???「何しに来たの?」って不安になる子がいるかもしれません。また、シッターが家にいない間に何かあったとしても、すぐに対応することは難しいです。

そして、飼い主さんの立場からすると、自分が留守中に『他人』を家の中に入れる事に抵抗がある方もいるでしょう。

まとめ

やむにやまれず預けることだってあるかもしれません。そんな時が来る前に、ちょっとだけ時間とお金を使って準備をしてあげておくことは大切です。

またドッグシッターサービスであっても、「人が大好き」な子に育てていれば安心ですし(そのかわり番犬にはなりませんが)、顔見知りのシッターさんであればある程度安心です。お留守番が出来るようにトレーニングをしておくことも大切です。

でも本当なら、電車でも飛行機でも、とにかくどこにでも一緒に快適に楽しく行けるようになるのが良いですけどね。