【閉店のお知らせ】 いつもご愛顧頂きありがとうございます。 このたびDogs+1は、諸般の事情により2018年12月21日をもちまして閉店することとなりました。 これまでの皆様からのご支援、心より感謝申し上げます。

第一種動物取扱業の登録

書類

平成25年9月1日から、「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)及び施行規則等が改正され、第一種動物取扱業と第二種動物取扱業(新設)の2つに分かれました。大きな違いは、『営利を目的とするかしないか』です。営利を目的とする動物取扱業は第一種、そうでない場合は第二種となりました。

今回は、第一種動物取扱業をスタートするための手順を見てみようと思います。(内容は全国で大きな違いはないと思いますが、この記事は東京都の動物愛護相談センター(福祉保健局)のデータを元にまとめています)

第一種動物取扱業とは

事業者の営利を目的として動物を扱う業務です。対象となる動物は、哺乳類、鳥類、爬虫類となります。しかし、畜産農業に関わるもの、生物学的製剤製造、試験研究のために飼育されているものは非対象となります。7種類の区分に分かれており、事業を営むものが動物を使って何を行うのかによって7種類の中から選び、登録しなければなりません。7種類の区分は以下のとおりです。

  • 販売
  • 保管
  • 訓練
  • 貸出
  • 展示
  • 競りあっせん
  • 譲受飼養(ゆずりうけしよう)
 
種別 業の内容 該当する業者の例
販売 動物の小売及び卸売り並びにそれらを目的とした繁殖又は輸出入を行う業( その取次ぎ又は代理を含む ) 小売業者、卸売業者、販売目的の繁殖又は輸入を行う業者、露天等における販売のための動物の飼養業者、飼養施設を持たないインターネット等による通信販売業者
保管 保管を目的に顧客の動物を預かる業 ペットホテル業者、美容業者( 動物を預かる場合 )、ペットのシッター
貸出し 愛玩、撮影、繁殖その他の目的で動物を貸し出す業 ペットレンタル業者、映画等のタレント、撮影モデル、繁殖用等の動物派遣業者
訓練 顧客の動物を預かり訓練を行う業 動物の訓練・調教業者(出張も含む)
展示 動物を見せる業( 動物とのふれあいの提供を含む ) 動物園、水族館、動物ふれあいテーマパーク、移動動物園、動物サーカス、乗馬施設・アニマルセラピー業者( 「ふれあい」を目的とする場合 )
競りあっせん 動物の売買をしようとする者のあっせんを行う業 会場を設けてのペットオークション
譲受飼養 動物を譲り受けて飼養する業 老犬ホーム、老猫ホーム

東京都動物愛護相談センターHPより

ペットホテルを行いたいのであれば、「保管」、ホテルとともにしつけトレーニングも行いたいのであれば、「保管」と「訓練」が必要になります。

動物取扱責任者の決定

動物取扱責任者とは独立した資格ではなく、動物取扱業者から選任された、その業者が取り扱う種別に沿った知識や技術を持った職員(社員)です。責任者の義務は、、、

  1. 勤務する動物取扱業者が法令に違反していないかどうか、動物や業務に関わる者の監視を行うこと。
  2. 法令に違反している時や施設などの不備などを見つけた時に、業者に対して改善を促すこと。
  3. 法定研修である動物取扱責任者研修を、年1回以上受講すること。

第一種動物取扱業者は各事業所に1名、動物取扱責任者をおかなくてはなりません。動物取扱責任者になるには、3つの条件をクリアしたものしかなれません。

1,以下のうちのどれか1つに該当する

  • 種別ごとの半年以上の実務経験
  • 学校法人または教育機関で、1年間以上知識・技術を勉強している
  • 知識及び技術を有していることの証明

2,動物取扱責任者研修の受講歴
研修受講手数料は2,500円(東京都)。約半日の研修です。
3,以下の事項に当てはまらない

● 成年被後見人若しくは被保佐人ひほさにん又は破産者で復権を得ないもの

● 動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年法律第105号。以下「法」という。)第19条第1項の規定により登録を取り消され、その処分のあった日から2年を経過しない者

● 法第10条第1項の登録を受けた者(以下「第一種動物取扱業者」という。)で法人であるものが法第19条第1項の規定により登録を取り消された場合において、その処分のあった日前30日以内にその第一種動物取扱業者の役員であった者でその処分のあった日から2年を経過しないもの

● 法第19条第1項の規定により業務の停止を命ぜられ、その停止の期間が経過しない者

● 法の規定、化製場等に関する法律(昭和23年法律第140号)第10条第2号(同法第9条第5項において準用する同法第7条に係る部分に限る。)若しくは第3号の規定又は狂犬病予防法(昭和25年法律第247号)第27条第1号若しくは第2号の規定により罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から2年を経過しない者

● 動物の販売を業として営もうとする場合にあっては、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(平成4年法律第75号)第57条の2(同法第12条第1項(希少野生動植物種の個体等である動物の個体の譲渡し又は引渡しに係る部分に限る。)に係る部分に限る。以下同じ。)、第58条第1号(同法第18条(希少野生動植物種の個体等である動物の個体に係る部分に限る。)に係る部分に限る。以下同じ。)若しくは第2号(同法第17条(希少野生動植物種の個体等である動物の個体に係る部分に限る。)に係る部分に限る。以下同じ。)、第63条第5号(同法第21条第1項(国際希少野生動植物種の個体等である動物の個体に係る部分に限る。)又は第2項(国際希少野生動植物種の個体等である動物の個体の譲渡し又は引渡しに係る部分に限る。)に係る部分に限る。以下同じ。)若しくは第65条第1項(同法第57条の2、第58条第1号若しくは第2号又は第63条第5号に係る部分に限る。)の規定、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)第84条第1項第5号(同法第20条第1項(譲渡し又は引渡しに係る部分に限る。)、第23条(加工品又は卵に係る部分を除く。)、第26条第6項(譲渡し等のうち譲渡し又は引渡しに係る部分に限る。)又は第27条(譲渡し又は引渡しに係る部分に限る。)に係る部分に限る。以下同じ。)、第86条第1号(同法第24条第7項に係る部分に限る。以下同じ。)若しくは第88条(同法第84条第1項第5号又は第86条第1号に係る部分に限る。)の規定又は特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年法律第78号)第32条第1号(特定外来生物である動物に係る部分に限る。以下同じ。)若しくは第5号(特定外来生物である動物に係る部分に限る。以下同じ。)、第33条第1号(同法第8条(特定外来生物である動物の譲渡し又は引渡しに係る部分に限る。)に係る部分に限る。以下同じ。)若しくは第36条(同法第32条第1号若しくは第5号又は第33条第1号に係る部分に限る。)の規定により罰金以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から2年を経過しない者

東京都動物愛護相談センターHPより

「1」番の項目は、ペットショップでの実務経験や動物関係の専門学校を出ている人、認可を受けたペットシッター資格保持者などは当てはまります。私の場合は、”認可を受けたドッグスクールでの知識と技術を勉強したことの証明”でクリアします。気をつけなければならないことは、自分が行いたい仕事内容はどの種別が必要なのかを確認することです。「保管」と「訓練」が必要であれば、それらが取れる民間資格を取らなければなりません。(補足:動物関係の資格は、獣医師(国家資格)を除いて全ての資格は民間資格です)

「2」番の項目は、新規での動物取扱責任者研修の申し込みを電話にて行います。東京都は月に2回決められた日に行っており、開いている日程を選んで申し込みます。研修日当日には、同時に事業所の第一種動物取扱業登録手続きも行えます。

「3」は、、、読んで下さい。

ここまでのまとめ

まずは、

  • 種別ごとの半年以上の実務経験
  • 学校法人または教育機関で、1年間以上知識・技術を勉強している
  • 知識及び技術を有していることの証明

これらに当てはまるか確認します。当てはまなければ、当てはまるように仕事を探し半年以上の実務経験を積むか、教育機関を探し勉強を始めましょう。そしてここをクリアしたら、お住まいの都道府県で「第一種動物取扱業」の登録をしている担当部署に連絡し、動物取扱責任者研修を受けます。

次は事業所の登録に入りますが。。。今日はここまでとします。